2011年12月15日
内臓脂肪から代謝に関わる物質アディポサイトカインが分泌
皮下脂肪と内臓脂肪のうち、とくに内臓脂肪が危険な理由は、近年の研究で明らかにされたアディポサイトカインの存在です。
アディポサイトカインは、脂肪細胞から分泌される物質で、代謝に関わる生理活性機能を持っています。
この物質は、脂肪細胞の代謝が低調な皮下脂肪ではなく、代謝が活発な内臓脂肪で主に分泌され、血管を通して全身に運ばれ、脂質代謝や糖代謝、血圧などに影響を与え、複合的に症状を悪化させます。
メタボリックシンドロームの診断ベースが内臓脂肪なのは、このためです。
脂肪として蓄えられるのは、食事から摂取した脂質だけではありません。
ご飯やパンなどの炭水化物も、ブドウ糖に分解される過程を経て、過剰分は、最終的に脂肪に換わって体に蓄積されます。
よって、肥満治療のための食生活では、脂質の摂り過ぎをひかえるとともに、炭水化物の量もコントロールする必要があります。
アディポサイトカインは、脂肪細胞から分泌される物質で、代謝に関わる生理活性機能を持っています。
この物質は、脂肪細胞の代謝が低調な皮下脂肪ではなく、代謝が活発な内臓脂肪で主に分泌され、血管を通して全身に運ばれ、脂質代謝や糖代謝、血圧などに影響を与え、複合的に症状を悪化させます。
メタボリックシンドロームの診断ベースが内臓脂肪なのは、このためです。
脂肪として蓄えられるのは、食事から摂取した脂質だけではありません。
ご飯やパンなどの炭水化物も、ブドウ糖に分解される過程を経て、過剰分は、最終的に脂肪に換わって体に蓄積されます。
よって、肥満治療のための食生活では、脂質の摂り過ぎをひかえるとともに、炭水化物の量もコントロールする必要があります。