2012年01月16日
肥満の正体は内臓脂肪
日本人のほとんどの方が「自分は肥満」であると思い込んでいるようです。
確かに昔と比べると肥満は確実に増えています。
あるテレビ関係者も「ダイエットは視聴率が取れる」というくらい、多くの方が肥満を気にしています。
この肥満、一見同じように見えますが、実は肥満には良い肥満と悪い肥満があるのです。
肥満に善し悪しなんてあるのでしょうか。
と思われるかもしれません。
確かに、両方とも「肥満」というのですから同じように感じてしまうのも無理ありません。
ところが、この二つの肥満には大きな違いがあるのです。
それは「生命を削るか削らないか」という大きな違いです。
しかも良い肥満なら一見しただけで「この部分は肥満だ」とわかるのですが、悪い肥満の場合は見た目だけではわかりづらいのです。
普通ならスマートな体型と思われるスタイルも悪い肥満である可能性があるのです。
肥満は見た目ではわからないのです。
この悪い肥満の正体が内臓脂肪です。
この内臓脂肪をいかに減らすことができるのかということがセルライトや皮下脂肪を減らし、高齢化社会を死ぬまで健康できれいにいられる一つのポイントなのです。
確かに昔と比べると肥満は確実に増えています。
あるテレビ関係者も「ダイエットは視聴率が取れる」というくらい、多くの方が肥満を気にしています。
この肥満、一見同じように見えますが、実は肥満には良い肥満と悪い肥満があるのです。
肥満に善し悪しなんてあるのでしょうか。
と思われるかもしれません。
確かに、両方とも「肥満」というのですから同じように感じてしまうのも無理ありません。
ところが、この二つの肥満には大きな違いがあるのです。
それは「生命を削るか削らないか」という大きな違いです。
しかも良い肥満なら一見しただけで「この部分は肥満だ」とわかるのですが、悪い肥満の場合は見た目だけではわかりづらいのです。
普通ならスマートな体型と思われるスタイルも悪い肥満である可能性があるのです。
肥満は見た目ではわからないのです。
この悪い肥満の正体が内臓脂肪です。
この内臓脂肪をいかに減らすことができるのかということがセルライトや皮下脂肪を減らし、高齢化社会を死ぬまで健康できれいにいられる一つのポイントなのです。
2011年12月15日
内臓脂肪から代謝に関わる物質アディポサイトカインが分泌
皮下脂肪と内臓脂肪のうち、とくに内臓脂肪が危険な理由は、近年の研究で明らかにされたアディポサイトカインの存在です。
アディポサイトカインは、脂肪細胞から分泌される物質で、代謝に関わる生理活性機能を持っています。
この物質は、脂肪細胞の代謝が低調な皮下脂肪ではなく、代謝が活発な内臓脂肪で主に分泌され、血管を通して全身に運ばれ、脂質代謝や糖代謝、血圧などに影響を与え、複合的に症状を悪化させます。
メタボリックシンドロームの診断ベースが内臓脂肪なのは、このためです。
脂肪として蓄えられるのは、食事から摂取した脂質だけではありません。
ご飯やパンなどの炭水化物も、ブドウ糖に分解される過程を経て、過剰分は、最終的に脂肪に換わって体に蓄積されます。
よって、肥満治療のための食生活では、脂質の摂り過ぎをひかえるとともに、炭水化物の量もコントロールする必要があります。
アディポサイトカインは、脂肪細胞から分泌される物質で、代謝に関わる生理活性機能を持っています。
この物質は、脂肪細胞の代謝が低調な皮下脂肪ではなく、代謝が活発な内臓脂肪で主に分泌され、血管を通して全身に運ばれ、脂質代謝や糖代謝、血圧などに影響を与え、複合的に症状を悪化させます。
メタボリックシンドロームの診断ベースが内臓脂肪なのは、このためです。
脂肪として蓄えられるのは、食事から摂取した脂質だけではありません。
ご飯やパンなどの炭水化物も、ブドウ糖に分解される過程を経て、過剰分は、最終的に脂肪に換わって体に蓄積されます。
よって、肥満治療のための食生活では、脂質の摂り過ぎをひかえるとともに、炭水化物の量もコントロールする必要があります。